第39回の報告
2026年7月27日(月)-28日(火)

80代BibleSalonは、
2023年3月から38回のオンライン集会を開催してきました。
しかし、メンバー同士が一度も顔を合わせていないことから、
リアルな集会を強く望む声が高まってきました。
そのため、今年の夏に「一泊リトリート」を開催することが決定しました。
【 日時 】 2026年7月27日(月)〜28日(火)
【 場所 】「IDO Yamanakako Retreat Center」
山梨県南都留郡山中湖村平野506番地の296,富士紅葉丘1丁目3


【 プログラム 】
7月 27日(月)
午後3時 集合〜受付(会計)/部屋割り/オリエンテーション
15:00〜16:00 交わり
16:30〜18:30 温泉(紅富士の湯)+温泉会館内で夕食
19:00〜21:00 証し+祈り(「祈りのリクエスト」による)
21:00 就寝
7月 28日(火)
各自ディボーション/散歩など
8:00〜9:00 朝食
9:00〜11:00 信仰を持ってからの証し(棚沢英樹さん)
11:30 チェックアウト
山中湖リトリートの報告








参加者11名


棚沢 英樹さんの証し

ロンドンからヒッチハイクで帰国

6年振りに帰国 30歳

Major Thomasの紹介により









北海道の住居

トーチベアラーズの支援を得て建設


新年聖会
様々な教会やキリスト教団体やクリスチャンに用いられた


たくさんの方々が「退職の会」に参加して下さった




山中湖リトリート 体験記
江波戸 啓悟
それで「山中湖リトリート体験記」です。時は7月27日~28日 場所は、富士山のふもと山梨県山中湖村にある、IDO Yamanakako Retreat Center でした。
この名称はヨハネ4:14に登場する「井戸」に由来しています。サマリアの女性がイエスと出会い「永遠の命の水」を頂いた場所でした。同様に、山中湖畔にある「Ido イド 井戸の意」を訪れる方々が、神と出会い、祝福され、愛、喜び、希望に満ちた人生、そして良き知らせを分かち合いたいと私達は願い祈っています。(HPより)
この施設、建物は、棚沢英樹ご夫妻が心血を注いで設立、活動したトーチベアラーズ・センターが前身です。
参加者は秋山夫妻の外は、親父ばかり9名、計11名です。私達は新宿から京王線の終点、橋本駅に集合し、星野さんの車に、私と松本さん、瓜生さんを乗せてもらい、棚沢さんの車には、渋沢さん、谷さん、鵜飼さんと、2台に分乗し山中湖に向かいました。高速道路で1時間半の道中での交わりも楽しいものでした。途中、林の中にある趣のある店で昼食し、森に入った所で、野生のシカの群れに出会いました。愛くるしい目で私達を見つめて、これは棚沢さんのご配慮でした。
それから、宿のIDOは緑の深い木立の中に、急な屋根の2階建です。玄関からロビーに入ると、木の壁や柱は、経年の落ち着いた渋い色となり、癒しの雰囲気です。幾つものポットには、お湯があり、お茶やコーヒーなど、セルフながら自由に飲んで、私達はのどを潤しました。
それから荷物を持ち2階の、それぞれ好みの部屋を選び、私は斜めの大きな天窓のある部屋に落ち着きました。
16:30から車に分乗し、「紅富士の湯」へ行き温泉を堪能しました。大きな窓から雄大な富士山が見えるはずでしたが、空は曇りで見られません。これが唯一残念な事でした。夕食はここで、それぞれ好きな料理を楽しみました。
宿に戻り19:00から自己紹介を含む証会です。リラックスした雰囲気ですから、今まで聞けない話もあり、お互いの理解が深まりました。面を合わせての醍醐味ですね。
21:00から各部屋に戻り就寝です。私の部屋は、斜めの天窓から、うっそうとした木の葉が見えて、非日常体験でした。他の天窓からは、星空が見えて流れ星の観察に最適など思っていたら、いつの間にか眠っていました。
翌朝、爽やかに目覚め散歩ながら、近くのコンビニで朝食の買い出しです。実に多彩な食品が並んでいますね。私は野菜のピクルスと卵、おにぎりで満足です。
9時から秋山さんのギター伴奏で、ご夫妻の賛美と私達も大声で賛美が出来ました。
次、棚沢英樹さんの証は、興味津々、心動かされる内容です。82歳、埼玉県鴻巣市生まれ、3人兄弟の末っ子、父は軍医として出征、南方で戦死、母は出産後、2か月で亡くなる。
高校時代はテニス部長。夏休みに東京から長崎までサイクリングして旅の楽しさと解放感を味わう。自立して名曲喫茶ウイーンで働く。オリンピック開催の頃、世界旅行を志す。
犬も当たれば棒に当たる。自分で世界を見て回るうちに、何か人生の目的を見つけられるだろうと、24歳の時、横浜からバイカル号で、ロシアに渡り、シベリヤを横断しヨーロッパに行く。
ドイツのハンブルグで1年半、ホテルで働く。パリに2週間滞在後、イギリスで1か月下宿。テートギャラリーで絵や音楽を楽しむ。
この頃、オーストリア人から、トーチベアラーズ・バイブルホリディセンターを聞く。ここは城ときれいな風景で、15か国のクリスチャン青少年を育成する所です。
ここで棚沢さんはキリスト教と出会います。生徒となり、次にスタッフとして働き、同僚のピーターさんはクリスチャンの模範的な人物で、感化を受けます。もう一人、生涯の師となるトーマスさんと出会い、BTI宣教師訓練校を勧められ、2年学びます。トーマスさんから「シャベルを持つな!」と教えられる。自分のコースを掘るのではなく、主の御心に従いなさい、との意です。トーチベアラーズで学んだクリスチャン青少年育成の志を持って、30歳の時、帰国する。それはヒッチハイク、親指1本で、ロンドンから中東へ、エルサレムではキブツを3ヶ月、体験後、アジアから香港を経て、羽田に着きました。
日本でトーチベアラーズ・センターを設立して、当初、北海道で青少年育成の実現を図りますが、不調となり、マスコミに大々的に報道された手前、ご苦労が多かったようです。事を成すには、困難は常ですね。
山中湖の地で、念願の計画は実現します。建物の設計は、新進の建築家に依頼し、予算内で経済的に建て上げる設計は、建築雑誌に掲載され、この建築家は世に認められる出世作になったそうです。このトーチベアラーズの施設は、教会のグループや日曜学校の子供たちに歓迎され、棚沢ご夫妻は多忙を極めました。事業は祝されて隣の建物も譲られ、別館となります。連絡の階段は棚沢さんの手作りで、両サイドは電柱の輪切りが並び、見事なものです。
でも、立木の伐採代を節約するため、自分で木に登り15メートルの高さから落ちて重傷を負った話は、こちらの体も痛くなるようなお話もありました。
最後に棚沢さんは、エペソ書2:10「私達は神の作品であって、良い行いをするため、キリスト・イエスにあって造られたのです」から、私の役割は子供たちに親の生きざま、死にざま、親の背中を見せて、神の作品の完成を示す事、と語られました。
82年の生涯を振り返った棚沢さんの証は、私達にも、主に在る励ましと勇気を与えて頂きました。
(写真提供:鵜飼 潤さん)






完
