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第19回の報告
2024年10月5日(土)



伊藤紘一さん









資料—1

100歳は世界をどう見ているのか
*データで読み解く「老年的超越」の謎
書籍の内容
あなたは、何歳までどんな風に生きたいですか?
2050年には50万人以上が100歳を超えるといわれる日本。敬老精神が高く、長寿をめでる日本だが、介護や認知症のイメージにより、自分ごととしての「長生き」はネガティブにとらえられがちだ。
日本、アメリカ、中国、フィンランド、韓国、ドイツの6カ国を対象にした調査では、「 100歳まで長生きしたいと思う」 と回答したのは、日本ではわずか8%と6ヶ国の中で最低でした。 日本は100歳になる可能性が高い長寿国なのにです。 (アメリカは31%、中国は29%、韓国19%、フィンランド16%、ドイツ15% )
本書は500人以上の百寿者と実際に会い、調査を続けてきた著者が、加齢をめぐるさまざまなデータ、研究結果を紹介、高齢期に高まるとされる「老年的超越」の謎に迫ります。
多くを失いつつも幸せを感じられる老いとは何か。100歳を超える超高齢者の心と体を理解し、確実に訪れる人生への向き合い方を考えます。
(前書きより転載)
資料—2
聖書的 「終活」 のススメ

「人はその人が生きてきたようにしか死ぬことができない」と言うのは本当です。 今まで不平不満を言いながら生き生きてきた人は、やはり不平不満を言いながら死んでいき、感謝をしながら生きてきた人は、やはり感謝をしながら死んでいきます。
それを言い換えると「良き死であるためには、良き生を生きること」と言えると思います。では良き生を生きるとは、具体的にどういった生き方なのでしょうか? ただ感謝して生きる、それだけです。
最近の調査では、60歳以上の8割近い人たちが終活の必要性を感じており、4割近い人たちは何らかの活動していると言われています。終活を行う理由として1番多いのは「家族に迷惑をかけたくないから」だそうですが、そこには「立つ鳥 跡を濁さず」と言う日本人ならではの美意識が感じられます。
終活は人生の棚卸しです。 棚卸しが必要なのは言うまでもなく、自分が死んでしまった後は何一つ持っていくことができないからです。つまり終活とは「自分からカネ、モノ、コトを全て取り除いた状態を、自分が生きている間に想定して生きること」であると言えるでしょう。 (本文より編集転載)
以上

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